沖縄ソバとソーキソバ

ソーキソバと沖縄ソバは、沖縄を代表する麺類ですが、その両方にいえることがあります。それはソバと名前が付きながら、そば粉を一切使用していないのです。ソーキソバと沖縄ソバの歴史は1902年まで遡ります。そのとき登場したのは支那そばであり、沖縄のソバは本土でいう中華ソバなのです。沖縄は太平洋戦争で日本唯一の陸上戦が行われました。沖縄ソバの店もそれによりすべてが消失したそうです。ですが戦後アメリカ統治により、小麦粉が大量に入るようになり、中華ソバにルーツをおく沖縄ソバは復活したのです。それまでの時代、いえ現在においても沖縄でソバというと沖縄ソバのことであり、そば粉のソバは日本のソバとか黒いソバといわれています。沖縄ソバといわれるようになったのは、1972年の本土復帰の頃であり、日本ソバとの区別のためだといわれています。

沖縄ソバとソーキソバ、どちらも沖縄を代表する料理ですが、実は味は同じです。その違いはトッピングにあり、沖縄ソバは豚の三枚肉が乗っていますが、ソーキソバはソーキ肉(骨付き肉)が乗っているのです。ソーキ肉は固い骨と軟骨があり、硬い骨はソーキソバ、軟骨は軟骨ソーキソバとして販売されています。沖縄ソバは戦後に店により独自の進化を遂げ、それは現在でも続いています。

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